この本では、診療内科医として
「4000人の食事記録を見てわかったこと」として、
「女性の健康、美しさ、若さ、つまり人生は
食べ物・食べ方で決まる」
ということをおっしゃっています。
この本は、美しく健康でいるために、
必要な栄養素や食べ方を取り上げています。
特に気になったのが「たんぱく質」の重要性。
肉や魚などのタンパク質は筋肉や体のパーツ、
細胞すべての材料となり、
体だけでなく脳の働きを司る「脳内ホルモン」の合成にも関わっていて、
かなり重要な栄養素にもかかわらず、
意識して摂らないと意外と不足しがちな栄養素なんだそうです。
というのも、1日にどのくらいの「たんぱく質」が必要かというと
体重1キロあたり、1グラム。
たとえば、50キロの女性なら50グラムが
必要ということになりますが、
肉50グラムを食べれば、
そのまま「たんぱく質」が50グラム
摂れるというわけではなく
肉50グラムの中に含まれる「たんぱく質」
は10グラムほど。
これに煮る、焼くといった加熱調理をし、
消化吸収される過程で、
さらに「たんぱく質」は半減し
最終的には4~5グラムほどにしかならないのだそうです(;´Д`)
また、胃液など、食べたものを消化する
「消化液」をつくるのも「たんぱく質」
ということで、
不足することによって胃もたれの
原因にもなるという話には、
まさに胃もたれが慢性化している私には
ドキッとしました。
この本には、美しくなるための秘密
の方程式が書かれています。
本当に食事って大事なんだなと改めて考え
させられ、とても影響を受けた一冊です。
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