ちょっと気になるタイトルの
『ウソをつく化粧品』が、
Amazonスキンケア部門第1位という
ことで少し前に話題になっていたので、読んでみました。
この本の目次には
・「オーガニックだから安全」ではない。
・「白斑被害」の報道されないほんとうの理由
・ほんとうは怖い「植物由来」
・「オリーブ油」に意味はない
・「ナノ化粧品」にひそむ危険
・「アミノ酸化粧品」を選んではいけない
等々、衝撃的なワードばかりが並び
「私が使っている化粧品ってホントに
大丈夫?」
と考えさせられてしまいます。
この本の中で、気になったのが
「ほんとうは怖い植物由来」の章。
植物由来の天然成分だと
「肌によさそう~♡」とつい思って
しまうけれど、植物由来だからこその
怖さがあるという点です!
植物は、東洋でも西洋でも「薬」と
して用いられてきたように
薬としての側面を持つ一方で、
植物は、天敵の微生物を追撃するため
に「植物毒」という毒を
もっているという内容(;´Д`)
「動くことのできない植物が
どうやってこれまで繁栄してきたのか
を考えるとわかります。
外敵から身を守るために
自らの中に毒を蓄積してきたのです」
との記載がありましたが、
言われてみれば確かにそうです。
植物エキスの怖いところは
あとで危険性がわかるという点
が多いのだそうで、化粧品メーカーは
さまざまな植物を研究し、エキスを
開発していても、必ずしも安全性
のテストをしているわけではないということ!
この本を読むと、宣伝文句に
まどわされずに、化粧品を正しく
選ぶ力が少し身についていきます♡
ただ、薬事コンサルタントで、
消費者に向けた化粧品成分表を
勉強するセミナーを全国で開催して
いる高橋弘美さんのメールマガジン
を読んでいると、同じ専門家でも
この本に関して、あまり肯定的でない
ような内容の文章が書かれていました(^_^;)
パラベン(防腐剤)を危険だという人
もいれば安全だという人もあり、
考え方や意見もそれぞれ違ったり
もするので、いろいろな本を読んで
正しい判断を自分自身で選択
しなくてはいけませんね。
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