『化学者が美肌コスメを選んだら・・・』

TSUTAYAでたまたま見つけて

購入してみた、

「かずのすけ」という方の著書

『化学者が美肌コスメを選んだら・・・』

この本、とっても良かったです!!\(^o^)/

そもそも、この「かずのすけ」さんって

どういう人なのかというと、


生まれつきのアトピー体質。

子供の頃からスキンケア商品や洗剤での

肌あれや皮膚炎を発症したりすることが

絶えず

「化粧品には何か悪いものが入っている

のではないか?」(;´Д`)

という疑問を抱いて育ってきたそうです。


その思いから、大学では

界面活性剤」と「たんぱく質の研究」を

行い、大学院では化粧品リスクと消費者

教育に関わる研究を行ったそうです。


そして、ネット上にあふれている

玉石混交の錯綜した美容情報や

美容・化粧品業界のウソから消費者を守る

ための活動を始め、現在の研究者としての

道を歩むようになったようです。


この本が信頼できるのは、

化粧品の成分について

あれが悪い、この成分は良くない等と

過剰に危険性を煽っているわけではなくて

「化粧品はとにかく安全性を優先して

作られる商品なので、

どの成分も“ふつうに使う”かぎり

は一定の安全性は担保されている」

というのが根本にあるということ。


著者は、この本で

そもそも化粧品というのは肌の造作を

変えるものではなく、

あくまで肌の表面を整えて美しく

「見せるもの」だと言っています。


そして、本当の良い化粧品というのは

とにかく肌に対して低刺激、

つまり安全」が何より重要で

そこに加えて美容効果として重要なの

が「肌を守る」という効果があるもの。


というのも、

皮膚は人体の「バリア」であり、

そのバリアが化粧品の成分を体内に吸収

することは基本的になく、そのため

成分が力を発揮するとすれば

それは、肌の表面のバリアを補強し

刺激や乾燥、酸化などから肌を守る

ということ。

これが化粧品に求めるべき役目である

と述べています。


こういった化粧品に対する

基本的理念の内容は

私が数ある美容本の中でも最も感化された本

妻の化粧品はなぜ効果がないのか」↓

この中で、医学博士で医師である

北條元治さんが同様の視点で書いています。


この2つの本は、読むと、

化粧品に対する意識がガラッと変わり

今後の化粧品を選ぶ時の指針になるはずです♡♡

美容体験ジャーナル

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